親の歳も考え、
「葬儀について、流れや日程とか手順、
色々知っておいた方がいいな!」
そう思い、
マナー本を揃えて調べたり、
互助会で働く知人や、先日実際に親の葬儀をして友人にも、
「具体的に気を付けるポイント」も、
教えて貰ったんで、
「いざという時にすぐ役立つ様に、残しておこう!」
と記事にしたんです。
私は、転勤族なんですが、
主人が長男なんで、いずれかは喪主の立場もあります。
両親の2人共、亡くなられる時ですね。
私の実家は、
両親が離婚し、父は既に他界。
姉が居るんですが、
母が、姉家族に散々な目にあわされ絶縁し、
私家族も、色々と散々迷惑をかけられ、
付き合いを切るコトにしたんで、
母の葬儀は私が喪主。
喪主として、
「葬儀の流れや日程、進め方の手順」などを、
ちゃんと知っておけば、
万が一不幸が起こっても、
マナーとしても、失礼なく行える様に出来ますし!╭( ・ㅂ・)و !
あなたも、
親や家族の葬儀について、詳しく知りたいなら、
参考になると思います!
ぜひ、読み進めてみて下さいね^^
主人の両親は、80代に突入しているし、
私の母も、79歳。
実家の母とは、幾度となく、
「葬儀について話したコト」はあるんです。
母は、
「私の葬儀は、
こじんまりした家族葬でイイから^^」
と言うんで、
「ん?家族葬って?」
と私(^^;
まずは、
「葬儀 家族葬」について、詳しくお話ししますね^^
葬儀の家族葬とは?
互助会で働く知人に聞き、
詳しく教えて貰ったんで、そのままお伝えすると…。

これまでのお葬式は「○○家の葬儀・告別式」として、
代々信仰してきた宗教にのっとって、
「親族、仕事の関係者や友人、知人、
地域の人たちに広く知らせる形式」だったのが、
今は、
「家族を中心に行うお葬式」がほとんど!
家族や親族のほか、
特に親交の深かった人だけに知らせて、
参列してもらうお葬式のコト!
これが「家族葬」。
私も「家族葬」という言葉や内容を、
ちゃんと知らなかったんで、
本当にイイ勉強になりました^^
なぜ、「家族葬」が増えたかと言うと、
今は寿命が高くなり、高齢化となっている為、
勤めていた会社との縁も、離れがちになり、
地方から出て来た人は、
親族とも疎遠気味となる。
又、親族も高齢者となっているケースが多く、
参列が難しいなどの理由から。
主人の両親も、私の実家の母も同じくですね(^^;
「家族葬」は、
従来の宗教にのっとって行う事は勿論、
無宗教でも行えます!
1番多いのは「仏式の家族葬」だそうです。
「家族葬」の他にも葬儀には、
- 「通夜葬」→通夜を葬儀の中心とし、翌朝に出棺し火葬
- 「火葬式」→通夜、告別式は行わず、火葬場で行う葬儀
という葬儀もあります。
葬儀(家族葬)の流れと日程!
マナー本でも勉強し、
最近、親の葬儀をした友人にも聞き、
互助会で働く知人にも確認し、
分かりやすく、表にしました!
1日目(死亡当日・午前) | 1日目(死亡当日・午後) | 2日目(午前) | 2日目(午後) | 3日目(午前) | 3日目(午後) | |
---|---|---|---|---|---|---|
本来の葬儀 | 死亡 | 通夜 | 葬儀、告別式、火葬 | |||
本来の葬儀 | 死亡、仮通夜 | 通夜 | 葬儀、告別式 | 火葬 | ||
家族葬 | 死亡 | 通夜 | 葬儀、告別式 | 火葬 | ||
家族葬 | 死亡、仮通夜 | 通夜 | 葬儀、告別式、火葬 | |||
通夜葬 | 死亡 | 仮通夜 | 通夜式 | 火葬 | ||
通夜葬 | 死亡、仮通夜 | 通夜式 | 火葬 | |||
火葬式 | 死亡 | 仮通夜 | 火葬式 | |||
通夜葬 | 死亡 | 仮通夜 | 火葬式 |
※火葬は、死後24時間以上経過しないとできません!
※葬儀の日程は、斎場や親戚の都合で、
伸びる場合も多々あります!
そして!
この葬儀の日程の流れで、
色々とするべきコトが、たくさんあるんです!
驚きました~(@@;
本当に、大変なコトなんだと実感しました!
数冊からのマナー本で知った知識と、
互助会で働く知人、
実際に親の葬儀を行った友人からの、
「気を付けるポイント」も併せて、
「葬儀の進め方の手順」を、
詳しくお話しして行きますね^^
葬儀(家族葬)の流れと手順ポイント!
臨終の看取りから遺体搬送まで
- 末期の水(死に水)をとる。(血縁の濃い順に、死者の唇を湿らせる)
- 遺体のエンゼルケア(清拭と衛生処置)
- 病院で死亡した場合は、霊安室に仮安置される。
- 親族などへ連絡。
(「家族葬の場合」は参列して欲しい人のみに連絡) - 退院手続きをし、「死亡診断書(死体検案書)」を受け取る。
- 葬祭業者へ連絡し、遺体の搬送を依頼。
(決まっていない場合は、「病院が紹介する葬祭業者」に、
とりあえず搬送だけを依頼。
或いは、「相談センター」に訪ねて紹介して貰う)
- 主治医や看護師に挨拶。
- 自宅または斎場へ、遺体を安置する準備。

自宅や外出先で倒れ急死した場合は、
「すぐに警察を呼び検視」をしてもらいます。
検視が済み、
「死体検案書」が作成されるまでは、
遺体を動かすことはできません。
その後、
「葬祭業者や訪問看護師」に、
エンゼルケアをしてもらいます。

自宅から遠く離れた旅行先などで、
亡くなった場合は、
現地で火葬まで済ませて、
遺骨を持ち帰るケースが多いです。
この場合、
現地の役所に、
「死亡届」と「死体火葬許可申請書」を提出し、
「死体火葬許可証」を交付してもらい、
火葬します。
その後、
自宅に戻ってから、葬儀を行います。
「遺骨」を持ち帰る際、
飛行機を使用する場合は、航空会社への相談が必要!

こちらのケースは、
遺族としては考えたくはありませんね。
「交通事故や火災などに遭い」、
病院へ運ばれて亡くなった場合、
「死因」がハッキリしていれば、
すぐに「死亡診断書」を貰えますので、
遺体の搬送もできます。
病院へ運ぶ間もなく死亡した場合や、
「死因が特定できない時」は、
すぐに警察へ連絡しなければいけません!
その後は、「検視~」の工程へと続きます。
通夜と葬儀の打ち合わせと連絡!
- 遺体を搬送する。
- 「喪主」を決める。
- 「世話役」を決める。(葬祭業者の手を借りる事も可能)
- 遺族間で「葬儀のやり方や予算」を決める。
- 葬祭業者へ連絡し、「通夜と葬儀の日程、形式や場所と規模」を伝え、
見積書を出して貰い検討。
(※いくつかの葬祭業者へ依頼し比較するコト!)
- 死亡届を書いて提出し、「死体火葬許可証交付」の手続き。
(※葬祭業者に代行も可能!) - 知人や関係者に、「通夜と葬儀の日時と場所」を連絡。
- 菩提寺に葬儀を依頼し、「戒名」をつけてもらう。
(無い場合は、葬祭業者に紹介して貰える!)
- 「遺影用の写真」を選び、手配。
- 必要資金を準備。
遺体の安置と納棺 通夜の準備!
- 遺体を安置する。
- 「枕飾り」を整える。
- 僧侶に「枕経」をあげてもらう。
(家族葬では「枕経」は省略される事が多い!) - 故人の「死出の衣装」を準備し、着替えさせる。
- 遺体を棺に納める(納棺)。
- 喪服に着替える。
(家族葬でも、僧侶を招く場合は喪服を着用するのが礼儀!) - 故人が自宅に帰った場合は、自宅から斎場へ搬送。
- 受付などの準備。
- 「通夜の席次、焼香順」を確認。
- 「会葬礼状、返礼品」の確認。
- 「通夜ぶるまい」の準備。
- 僧侶の接待準備。
- 「喪主の挨拶」の準備。
通夜開始から通夜ぶるまいまで

- 僧侶が到着したら「通夜の打ち合わせ」をする。
- 「弔門客」の受付開始。
- 一同着席。
- 僧侶入場、通夜開始。
- 焼香を終えた弔問客から、順に「通夜ぶるまい」へ案内。
- 通夜終了。僧侶退席。
- 「僧侶に謝礼」を渡し、通夜ぶるまいへ案内。
- 喪主は弔問客に挨拶をし、状況に応じて遺体と対面してもらう。
- 遺族も通夜ぶるまいに加わる。
※「参列者が身内だけ」の場合、特に料理は用意せず、
故人の好物を用意し、一緒にいただく方法もある。 - 喪主または親族代表が、「通夜終了の挨拶」。
- 僧侶を見送る。
- 家族、親族が夜通し故人を守る。

通夜が済み、僧侶が控室へ戻られた際に、
喪主は、挨拶へ伺い、
「お布施、お車代」を渡し、
茶菓でもてなします。
その時に、
「翌日の葬儀の打ち合わせ」をします。
僧侶が「通夜ぶるまいを辞退」する場合は、
食事のかわりの「御膳料」を渡します。
葬儀の準備をする!
- 伴花、伴物を整理し、並べ方の確認。
- 「弔辞」を依頼しておく。
※「家族葬」では、全員が個人に一言ずつ述べる事が多い。 - 「葬儀の席次、焼香順」を確認。
- 葬祭業者と打ち合わせ。
- 「弔電」を整理し、司会者へ渡す。
※「家族葬」では広く知らせない為、弔電が届く事はほとんど無い。 - 火葬場へ行く人の確認と、車の手配。
- 棺を運ぶ人を決める。
- 会葬礼状、返礼品の確認。
※「参列者が少ない場合」は、会葬礼状や返礼品は省略する事が多い。 - 「遺骨迎えと精進落とし」の準備。
※僧侶が辞退する場合は、遺族と親族だけで、
「外の店で会食スタイル」でも良い! - 「心づけ」を用意する。
- 喪服に着替える。
- 「喪主の挨拶(出棺時)」の準備。

「家族葬」では、
葬祭業者へお願いするのが、一般的です。

通常の葬儀の場合では、
「仕事関係者や友人など、2~3名」に依頼します。

- 斎場の係員
- 霊柩車やマイクロバスなどの運転手
- 火葬場の係員
※「心づけ」は、
「喪主以外の人が」渡すのが慣例です!
「葬祭業者の人から渡してもらうのが一般的」なんで、
火葬場へ向かう前に、渡しておきましょう!
※公営の火葬場は原則禁止されています!
葬祭業者へ確認した上で、用意すると良いです^^
葬儀開始から告別式終了まで
- 弔問客の受付開始。
- 一同着席。
- 僧侶入場。
- 「司会者が葬儀開式の辞」を述べる。
- 僧侶の読経、引導。
- 弔辞をささげる。
- 司会者から弔電の紹介。
- 僧侶の読経、焼香のあと、喪主、遺族、親族が焼香。
- 会葬者が多い場合は、司会者が告別式開始の辞を述べ、
一般会葬者が焼香する。
※「家族葬」では「葬儀、告別式を分けず」に続けて行う! - 僧侶退場。(控室で遺族がもてなす)
- 司会者から葬儀、告別式終了の挨拶。
出棺から火葬 収骨まで
- 「最後の対面、お花入れの儀」を行う。
- 「釘打ちの儀式」を行う。
- 棺を霊柩車まで運ぶ。
- 喪主は出棺の挨拶。
※「家族葬」では、棺のふたが閉められた段階で挨拶! - 火葬場へ出発。
- 「死体火葬許可証」を火葬場の係員へ渡す。
- 棺は炉の前に安置され、焼香台が設置される。
- 僧侶の読経、焼香に続き、遺族、参列者が焼香。
※火葬場へ僧侶が同行しない場合もある! - 焼香が済むと、棺が炉に納められ点火。
- 火葬の間、遺族と参列者は控室で待機。
- 「骨揚げ」を行う。
(2人1組で収骨し骨壺へ納める) - 「遺骨と埋葬許可証」を受け取って、帰宅。

- 霊柩車に、喪主が位牌を持ち同乗するケース
- 霊柩車は葬祭業者のみ乗車するケース
どちらになるか、葬祭業者へ確認!
その結果で、
霊柩車に続く、
「タクシーやマイクロバスの席順」が決まって来るんですよ!
上座から、
「僧侶→喪主→遺影を持った遺族」と座ります。
※運転手の真後ろ座席が「僧侶」、その横に「喪主」、
運転手の横(助手席)が「遺影を持つ遺族」。
それ以外の人は、マイクロバスに乗り込みます。
「マイクロバス1台に全員が乗車する場合」は、
運転手の真後ろ席が「上座」となります。
還骨法要 初七日法要と精進落とし
- 家に残っていた人は、後飾りの準備。
- 火葬場から戻って来た人は、手洗い、塩を体にふりかけ、身を清める。
- 「遺骨、位牌、遺影」を後飾り祭壇に安置。
- 「還骨法要」を営む。
(僧侶に読経して貰い、喪主から順に焼香)
※「僧侶が火葬場へ同行しない場合」は、「還骨法要は省略」、
「初七日法要は式中に合わせて」行われる事が多い! - 引き続き、繰り上げ「初七日法要」を営む。
- 喪主が「葬儀終了と精進落としへの案内」を兼ねた挨拶。
- 「精進落としの宴」を開き、喪主や遺族は、
僧侶や世話役をもてなす。 - 1~2時間をめどに、喪主または親族代表が、「精進落とし終了の挨拶」。
ここまでを行い、ようやく葬儀が終わりです(><;
本当に、
「たくさんの事」をやらなければいけませんよね!
そこで、
私は、母の万が一の時を考え、
「母の希望している『家族葬』をして貰える葬祭業者って、
どれくらいあるのかな?
慣れている葬祭業者がイイな!」
と思い、色々探してみました!
「資料請求」が出来る所があり、
詳しく見てみると、
- お葬式が97,900円(税込)~!
- 全国47都道府県対応の
- 「全国4,000ヶ所以上の葬儀場」が利用可能!
- 追加料金が発生しない「定額の葬儀ブランド」!
とあったんで、早速資料請求しましたっ!


地方でも、たくさんの葬儀場と提携されているし、
何より、
「金額が決まっていて、きちんと提示されている」のが安心ですし!╭( ・ㅂ・)و !
これで、
万が一の時にも、慌てる事もありません^^
「公式HP」を載せておきますので、
気軽に「資料請求」してみて下さいね!


※公式HP⇒小さなお葬式

葬儀の生前準備をしておこう!
私は、母と葬儀について、
かなりアバウトですが、
「家族葬」と話はしていますし、
葬祭業者も探しやすい方だと思います。
母も、
「自分の葬儀代は残してある。」と言っていますし。
でも!
- 死亡の連絡をして欲しい人の氏名、住所、電話番号
- 葬儀に来て欲しい人の氏名、住所、電話番号
- 香典は受け取る?受け取らない?
- お墓のこと
- 預金口座の情報(暗証番号なども)と保存場所
- 生命保険の情報と保存場所
- 国民健康保険証の保存場所
などなど、知らない事もたくさんあります!
親の葬儀を行った友人も、
「預金口座の暗証番号を知らなかったんで、
現金を引き出す事ができず、
書類を揃えないとダメで、バタバタした~(@@;」
と話していましたし。
ですから、
「元気なうちに、意識がしっかりしているうちに」と、
「エンディングノート」を書いて貰う事にしました!
「離れて暮らしているし、
いきなり死亡しなくても、病気やケガで入院したりした時の為に!」
と話して、書いて貰っています^^
ネットや書店にも有りますから、
皆さんも、後々困らない様に、
「エンディングノート」はオススメします!
最後に
今回は、
親の歳も考え、喪主として、
「葬儀について、流れや日程とか手順、
色々知っておいた方がいいな!」
そう思い、
マナー本を揃えて調べたり、
互助会で働く知人や、先日実際に親の葬儀をして友人にも、
「具体的に気を付けるポイント」も教えて貰い、
「葬儀の流れや日程、進め方の手順」などを、
詳しくお話ししました!
「関連記事」もよく読んで貰っています!
「親は勿論、家族の葬儀は、
する事がとてもたくさんあるんだ(><;」
と自覚しましたよね?
ですが、
ちゃんと知っておけば、
万が一、不幸が起こっても、
「マナーとしても失礼なく、
つつがなく営むコトができます!」
から、自分の勤めだと自覚もできました^^
参考して頂けると嬉しいです!