論語とは?孔子の名言を知れば人間力が上がる!

迷ったり、不満がある時、どうしていますか?
 

私たちは毎日の生活の中で、いろいろなことを考えていますよね。

悩んでいること不満に感じていること、

ストレスといわれていますが・・・。

 

会社や学校、家庭のことで、悩んだりする時があると思います。

そんな時、どうしていますか?


「ある言葉で、心が軽くなった」

 

実は、先人たちの名言が、元気をくれることがあるんですよ!

論語 孔子の名言も、支持者が多いですね。

 

論語なんて聞くと、難しそう・・・^^;

私もそうでしたが、避けてしまいがちですよね。

 

でも、驚いたことに、以外と、

孔子の論語は、とても分かりやすく、

いろいろな状況の人にも、大人でも子供でも、

あてはまる言葉が多いんですよ。

 

論語について、孔子の名言の中でも、

特におすすめの名言を、ご紹介します!

 

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論語とは

 

そもそも、「論語」という言葉が難しく感じてしまいますね^^;

 

ですが、育児教材としても、

人としての考え方を、ぜひ、親から子供へ伝えましょう!

と、今、論語の素読がすすめられているほどです。

 

簡単に言うと、「論語」とは、

人として、ものの考え方が書かれた本

「論語」は主に孔子の言行録ですが、

まれに孔子の弟子の言葉もあります。

 

そのものの考え方とは、

世に「儒学」と称される思想のこと。

 

これは世の中を、秩序づける考え方と思えば、わかりやすいですね。

儒学では、世の中に秩序をつけるために、

人の間に上下関係を設けます。

 

●年上の方が年下よりも上位 (長幼の序といいます)
●だから、親の方が子よりも上位 (孝といいます)
●子でも、兄の方が弟よりも上位 (悌といいます)
●主君の方が家来よりも上位 (忠といいます)

 儒教とは?

人への思いやりや、人間として道徳や、
礼儀を尽くすことなどの思想を、五常と呼ばれる
仁、義、礼、智、信」という、
各項目ごとに称えられた教え。

こうした秩序の中で、

  • 人がどう行動するべきか?
  • 尊敬される人間とは、どういうものなのか?
  • そうなるためには、どんな努力をすればいいのか?

というものを、説いたものが「論語」です。

 

20巻の本にした、孔子と弟子との問答集のような形式ですが、

”教訓が詰まっている!”

といってもいいですね^^

 

人としての生き方の指針にもなります。

大人だけではなく、子供にも大変為になるもの。

いろいろ参考にできる内容が、たくさんあります。
 

孔子とは、どういう人?

 

孔子という名前だけは、聞いたことはありませんか?

 

孔子は、今からおよそ2500年前

春秋時代と言われる戦乱・動乱の時代を生きた思想家

哲学者とも言われていますね。

 

弟子の数が、3500人もいました。

孔子は、今は語り継がれるほどの、人物となりましたが、

孔子の人生は、苦労がたえなかったと言われています。

 

孔子は30歳の頃魯の国の、今でいうならば、

政治家をしていました。

 

その頃の魯の国は、クーデターがあり、陰謀もありの

荒れた状況だったことから、孔子は”礼を重んじる”という旨と信念を、

徹底的に広めようと奮起していました。

 

ですが、戦国時代に合う思想ではなく、

全く相手されず、国を追い出されてしまいます。

 

孔子が56歳の頃、弟子を伴って各国を巡りながら

その国の君主に会って、

自分の理想”礼を重んずる国家”説く活動をします。

 

国を出てから、13年余りたった、孔子がすでに69歳の頃

生れ故郷の魯国から、使者が来て、

戻ってこないかとの言葉を聞き、故郷に帰ることを決心

 

そして、孔子は”礼儀作法””詩経””書経”問答を、

行い始めたことが、「論語」につながっていく訳ですね。

 

これといった、大きな業績を残したわけではありませんが、

”礼儀”と”詩経””書経”に関しては、

他の人より一段と優れていたことで、多くの弟子が集まり、

教えを請いに来たと言われています。

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論語 孔子の名言

 

論語は、孔子と彼の弟子の言葉を、

儒教最高の経典である」と言われています。

全20巻で、約500の文章から成り立っています。

 

特に、”教訓にしている!”という支持者が多いのは、

経営者や会社員。或いは、かつての首相など。

 

ですが、内容は大人だけではなく、子供にも

男性にも女性にも、人として生きてゆく指針となることが、

幅広く書かれていますよ^^

 

そんな論語 孔子の名言厳選して10コ、ご紹介します!

 

過ちて改めざる これを過ちという

【訳】
誰でも過ちを犯すが、それに気づきながらも、
改めようとしないことこそ、本当の過ちであるということ。

知らざるを知らずとなす これ知るなり

【訳】
知らないことを知らないと自覚する。
それが本当の知るということ。

義を見てせざるは 勇無きなり

【訳】
人としてなすべきことと分かりながら、
それを行わないのは、勇気がないためであるということ。

巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)

【訳】
言葉巧みで、表情を取り繕っているものに、
誠実な人間はほとんどいないということ。

心にもないお世辞を使ったり、顔色をつくろったりする者には、
本当に他人に対して、誠実な者は少ない。

良薬は口に苦くして病に利あり 忠言は耳に逆らいて行いに利あり

【意味】
良薬は、苦くて飲みにくいが病気には効く。

よい忠告は、聞くのはつらいが、
反省し行いを正せば、自分のためになるということ。

父母はただ、その疾(やまい)をこれ憂う

【訳】
親が唯一願うもの、それは子供の健康だけ。

その身正しければ、令せずして行わる

【訳】
その身正しからざれば、令すといえども従わず。
行いが立派な者には、誰もが思わず従ってしまうものだ。

逆に、行いの出来ていないものが、どんなに立派なことを言おうとも、
誰も従いはしない。

人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり

【訳】
人が自分の事を理解してくれないと気にするのではなく、
自分が人を理解していない事を気にするべきだ。

先ずその言を行い、しかる後にこれに従う

【訳】
人に何か教えを与えるとき、まず自分でやってみせる。
そして、初めて人は口を開くもの、従おうとするものということ。

吾れ十有五にして学に志す 三十にして立つ。四十にして惑わず
五十にして天命を知る 六十にして耳順(みみした)がう
七十にして心の欲するところに従って、矩(のり)を踰(こ)えず

【訳】
私は十五歳で学問を志した。そして三十歳で一本立ちした。
四十歳であれこれと迷うことがなくなり、五十歳になると
天が命じたこの世での役割と自らの限界を知った。

そして六十歳になったときには、人の言葉を素直に聞けるようになった。
七十歳になると、自分の思い通りにふるまっても、
道に外れることはなくなった。

 

まとめ

 

論語について、孔子の名言などをご紹介しましたが、

読んでみたら何か、心がふわっと軽くなりませんでしたか

心に響いた!もっといろいろな論語を読んでみたい!

そう思った人は、こちらの本がおすすめですよ^^

悩んでいたこと不満に感じていたことが

孔子の論語の名言に出会うことで、

気持ちが軽く、前向きに、元気になりませんか?

また、おのずと人間力も上がっていることでしょう!

 

また、論語で語られていることは、

一見すると、当たり前と思うことばかりなんですが、

子供に対して、或いは自分に対して、

文字にして、読んでみる、考えてみる・・・

 

そういう時間も大切だと思います^^

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