喪主の挨拶どうしよう…。
親の状況を考え、
「喪主なんだから、挨拶を考えておかないと!」
そう思い、
マナー本を揃えて調べたり、
互助会で働く知人や、先日実際に親の葬儀で喪主を務めた友人にも、
「挨拶のポイント」も、
教えて貰ったんで、
「すぐ役立つ様に、残しておこう!」
と記事にしたんです。
主人も、長男なんで喪主ですし。
実際に、マナー本で勉強し、
教えて貰ってみて、驚きました!
「喪主の挨拶は種類が多い」んですよ(><;
順番に沿って挨拶しないとダメなんで、
「用紙に書き出して持参しておかないと!」と思いました!
それに、
喪主と言っても、
「故人との続柄や立場」で、喪主挨拶の内容が変わりますし。
息子(長男)、妻、長女、夫、孫。
「喪主挨拶」なんて、
ほとんどの人が、「初めての事」で慌ててしまいますよね(><;
なので、
全ての続柄と立場で、
「喪主挨拶の例文」をご紹介する事にしました!
あなたも、
「喪主挨拶で悩む!通夜や葬儀の例文が知りたい!」と、
困っているなら、参考になると思います。
ぜひ、読み進めてみて下さいね。
喪主挨拶の種類を順番に!
- 死亡の連絡
- 仮通夜でのお悔みの返礼
- 通夜での挨拶
- 通夜ぶるまい お開きの挨拶
- 葬儀告別式での挨拶
- 出棺時の挨拶
- 精進落としでの挨拶
- 精進落とし お開きの挨拶
- 葬儀後の挨拶
多いですよね(><;
喪主となると、
遺族の代表として、悲しみの中でも、
1つずつ、冷静に執り行わなければいけない。
大変さを実感しています。
では、
1つずつ順番に、
「喪主挨拶の例文」をご紹介して行きますね。
喪主として死亡の連絡
白タグ 医師や看護師への挨拶
「大変お世話になりました。
皆さまには最期まで手厚い看護をいただき、
ありがとうございました。」
「営業一課(所属課)の○○です。
実は母(父、妻、夫、娘、息子)が亡くなりました。
お通夜は明日午後7時より、告別式は明後日午後1時より、
執り行う予定です。
申し訳ありませんが、本日より一週間ほど、
お休みを取らせていただきたいと存じます。
営業一課の皆さまに、
宜しくお伝え下さい。」
「○年○組の○○○○の父(母)でございます。
本日午後○時○分、○○が亡くなりました。
お通夜は明日午後○時から、
葬儀は明後日午後○時より、葬祭場(自宅)で執り行います。
何卒、宜しくお取り計らいください。」
「夜分に申し訳ございません。
私は○○○○の長男(長女、妻、夫)の○○と申します。
実は、父が本日午後○時○分、
肝不全(死因病名)のため他界いたしました。
お通夜は明日午後○時から、葬儀は明後日午後○時より、
葬祭場の名前、寺名(自宅)で執り行います。
大変申し訳ございませんが、
ご友人の皆さまにお伝えくださいますよう、
お願い申し上げます。」
「本日、○○が死去いたしました。
ここ数日は、人の出入りなどで、
何かとご迷惑をおかけ致しますが、
宜しくお願い致します。」
「お世話になっております。
○○町の○○でございます。
本日、早朝に○○が他界しました。
午後○時には、自宅へ連れて参りますので、
枕経(まくらぎょう)をお願いいたしたいと思います。
どうか宜しくお願い致します。」
「お忙しい中、早速ご足労いただきまして、
有難うございます。
なにぶん、不慣れでございますので、
ご指導いただきます様お願いいたします。」
「弔辞をお願いいたします。
故人の経歴はこちらです。
長さの目安は3分ほどで、宜しくお願い致します。」
喪主の仮通夜での挨拶
亡くなった当日の夜は、
近親者だけで過ごす「仮通夜」が行われます。
ですが、
親戚だけでなく、
特に親しかった方々も
訃報を聞き、
駆けつけてくれる場合もあります。
突然の出来事にもかかわらず、
忙しい中、弔問に駆けつけていただいた方への、
「お悔やみの返礼ポイント」です。

- 駆けつけてくれたことへの感謝
- 亡くなった時の状況(相手により変更しつつ)
- 生前のお礼とお見舞いなどへの感謝
- 故人との面会(関係性により)
ですが、
どうしても辛い時は「おじぎだけ」でも、
かまいません!
「マナー上、失礼なんじゃ?」
と、心配になりそうですが、
マナー本にも、ちゃんと書かれていますから^^
「さっそくのお悔やみ、恐れ入ります。」
「お忙しい所、お越しいただき、有難うございます。
故人に変わりまして、厚くお礼申し上げます。」
「ご多用の中、お運び頂きまして恐縮です。
○○の生前には、ひとかたならぬお世話になりました。
故人に変わり、お礼申し上げます。」
「早々にお悔やみを頂きまして、恐れ入ります。
○○様には故人が生前、大変ご懇意にして頂きました。
厚くお礼申し上げます。
よろしければ、安らかな最後の姿を見てやってくださいませ。」
「はるばる遠方より、お寒い中お運び頂きまして、
痛み入ります。
○○様のお顔を拝見し、
私も少し気持ちが落ち着きました。」
「ご丁寧なお悔やみ、恐れ入ります。
故人は、仕事のことを大変気にしておりました。
心残りだったと思います。
皆さまには、生前よくして頂きまして、
有難うございました。 」
「お忙しい中、お運び頂き痛み入ります。
父の生前には、格別のご厚情を頂き有難うございます。
若輩の身ではありますが、
父の遺志を受け継いで、懸命に務める所存ですので、
何卒お引き立てのほど、お願い申し上げます。」
「本日はお忙しい中、遠い所有難うございます。
まだまだ長生きできると思っていましたが、残念です。
ただ、安らかな最期であった事が、
せめてもの慰めでございます。」
「お忙しい所、早々にご丁寧なお悔やみ、
有難うございます。
故人も、お会いしたかったと思います。
宜しければ、ひと目だけでも会ってやって下さい。」
「遠い所、お運び頂きまして恐れ入ります。
長い闘病生活でしたが、
これで故人も楽になったと思います。
生前は何度も励ましのお手紙を頂き、
有難うございました。」
「生前は○○と仲良くして頂き、
有難うございました。
短い間でしたが、良いお友達に恵まれ、
○○は幸せだったと思います。
心より感謝いたします。」
「ご親切なお言葉、恐れ入ります。
家族だけでは、心もとなく思っておりましたので、
お言葉に甘えさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。」
「お気遣い痛み入ります。
ただ、通夜も葬儀も斎場にて行いますので、
大丈夫かと存じます。
お心遣い有難うございます。」
喪主の通夜での挨拶

- 集まって頂いたことへの感謝
- 故人の最後のようす(つらい場合は外しても良い)
- 故人の生前へのお礼
- 通夜ぶるまいへのお誘い
- 葬儀告別式の案内
この流れで、
「通夜の喪主挨拶の内容」を考えるとイイんですよ!
喪主の「通夜での挨拶」は、
「通夜の儀式を一通り終えた段階」か、
「通夜ぶるまいの前」に、行うのが一般的です!
- 喪主:長男息子
- 故人:父
「本日はご多用の中、父○○○○の通夜にお運び頂きまして、
有難うございます。
父も感謝していると思います。
故人に代わり、厚くお礼申し上げます。
(挨拶と感謝)
-------------------------------
父は、一昨日の午後6時15分、
西都医科大学病院にて、
がんの為、他界しました。
享年72歳でした。
(最期の故人の報告)
-------------------------------
人生80年と言われる時代にあっては、
いささか短い気もいたします。
しかし、
6人の孫にも恵まれ、又、自ら告知を受け入れ、
がんと真正面から向き合いながらも、
大好きだった書道に泰然自若(たいぜんじじゃく)とうちこむ姿は、
家族にとっても誇りであり、
本人にとっても、
満足のいく人生だったのではないかと思います。
(人柄)
-------------------------------
ただ、覚悟していたとはいえ、
残された者としては、寂しい気持ちでいっぱいです。
これからは、兄弟で助け合い、
母を支えていきたいと思います。
今後とも、変わらぬご厚誼(こうぎ)を賜りますよう、
よろしくお願いいたします。
(今後のお願い)
-------------------------------
今宵は、あちらに簡単な食事を用意させて頂きました。
どうぞ、お時間の許す限り、
故人をしのびながら、召し上がって頂ければと存じます。
なお、
葬儀告別式は、明日午前10時30分より、
当斎場にて執り行います。
お時間がございましたら、
ぜひご列席頂きたいと存じます。
(案内)
- 喪主:長女娘
- 故人:母
「あいにくの天候にもかかわらず、
母○○の為に、ご多数ご参集頂き有難うございました。
母の生前、皆様には大変お世話になりましたこと、
心よりお礼申し上げます。
(挨拶と感謝)
----------------------------
母は、一昨日の明け方、
肺炎をこじらせて永眠いたしました。
享年88歳でした。
歳に不足はないとはいえ、遺族にとっては、
なかなか割り切れないものがございます。
家族にみとられ、穏やかな顔で旅立っていったことが、
せめてもの慰めでしょうか。
(最期の故人の報告)
----------------------------
本日は、心ばかりではございますが、
粗餐(そさん)を用意いたしました。
どうぞお時間の許す限り、
母の思い出と共に、お過ごしください。
(案内)
----------------------------
なお、
明日の葬儀告別式は、午前10時でございます。
お忙しいとは存じますが、
皆様にはご参集頂ければと存じます。
本日は、まことに有難うございました。」
(結び)
- 喪主:夫
- 故人:妻
「本日はお忙しい中、
亡き妻、○○の為にお集まり頂き、有難うございます。
まだ、心の整理がつかず、不行き届きのことが多く、
皆さまに、ご迷惑ばかりおかけしております。
何卒ご容赦下さいます様、お願い申し上げます。
○○は、
一昨日の午後10時10分、33歳の短い生涯を終えました。
交通事故でした。
私は仕事で不在にしておりました為、
最期にそばについてやる事ができませんでした。
さぞ心細かったのではないかと、心残りでなりません。
しかし、
突然のことにもかかわらず、こうして大好きな皆様に、
たくさんお集まり頂き、○○もきっと喜んでいることと思います。
本日は、
生前○○が賜りました、皆様のご厚誼に感謝するつもりで、
粗酒粗肴(そしゅそこう)でありますが、食事の用意をさせて頂きました。
どうぞお時間の許す限り、○○のそばにいてやって下さい。
有難うございました。」
- 喪主:妻
- 故人:夫
「本日は、お足もとの悪い中、
このように、多数の皆さまにお集まり頂き痛み入ります。
夫、○○○○は一昨日の早朝、
日課としていたジョギング中に倒れ、そのまま他界いたしました。
64歳でした。
なにぶんにも余りに突然のことで、
最期の別れをいう事すらできず逝かれてしまい、
私どもは、諦めきれない気持ちでいっぱいでございます。
せめて、
楽しみにしておりました、来月生まれる初孫の顔を見せてやりたかったと、
悔いるばかりです。
仕事に没頭するあまり、家庭をほとんど省みない時期もございましたが、
その分、定年を迎えてからは、
別人のように家庭を思いやる、よき父、よき夫に変身いたしました。
父親に反発ばかりしていた息子も、いつしか父親のひたむきな背中に憧れたのか、
同じエンジニアの道を進んでいます。
生前、○○を支え、導いてくださった皆様に、
厚くお礼申し上げます。
何も用意できませんでしたが、酒肴(しゅこう)をご用意させて頂きました。
どうぞ、お時間の許す限り、
○○と共に、お過ごしください。
本日は、有難うござました。」
- 喪主:長男息子
- 故人:母
「皆さま、本日はお忙しい中、
亡き母の為にお集まり頂きまして、有難うございました。
故人に代わりまして、厚くお礼申し上げます。
(挨拶と感謝)
----------------------------
本来ならば、お食事を用意し、
故人をしのぶ時を、過ごすところでございますが、
あいにく本日は準備が整っておりません。
まことに不行き届きで申し訳ございませんが、
何卒ご容赦くださいます様、お願い申し上げます。
(お詫び)
----------------------------
どうぞ、御足もとにお気を付けになって、
お帰り下さい。
本日は、お運び頂き有難うございました。」
(結び)
葬儀告別式での喪主挨拶

- 挨拶と参列頂いたお礼
- 故人の最後のようす
- 故人の思い出
- 生前の厚誼に対するお礼
- 今後のお願い
- 結び
この流れで、
「葬儀告別式の喪主挨拶の内容」を考えるとイイんですよ!
そして!
喪主の「葬儀 告別式での挨拶」は、
「原稿を持ちながら」でも失礼にはなりません!
なので、
「気持ちを整えながらゆっくりと」話しましょう。
- 喪主:夫
- 故人:妻
「本日は、故、○○○○の告別式にご参列くださいまして、
まことに有難うございました。
おかげさまで、
葬儀、告別式を滞りなく終えることが出来ました。
有難うございました。
(挨拶)
------------------------------
また入院中は、皆様に何度となくお見舞い頂き、
有難うございました。
○○にとって何よりの励みだったと思います。
(お礼)
------------------------------
今後は、
残された家族一同で、力を合わせて生きて参るつもりです。
今後とも、変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げ、
簡単ではございますが、ご挨拶とさせて頂きます。
本日は、どうも有難うございました。」
(結び)
- 喪主:妻
- 故人:夫
「本日はお忙しい中、葬儀、告別式にわざわざお運び頂き、
有難うございました。
(挨拶)
------------------------------
夫、○○○○は、
3月3日の深夜、入院先の病院で息を引き取りました。
難しくない手術と聞いておりましたので、
まさかこのような事になるとは…。
まだ気持ちの整理がついておりません。
(報告)
------------------------------
これも天命と諦め、
夫の冥福を祈らなければならないのでしょうが、
悔やまれる思いばかりが胸をよぎります。
今後は、
父親のようなたくましい人間に、子供達を育てあげる事が、
私の務めであり、夫への供養であると思い、一生懸命生きて参ります。
(決意)
-------------------------------
何卒、皆様には今後とも、
ご指導、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
本日は有難うございました。」
(支援のお願い)
- 喪主:長女 娘
- 故人:父
「故人の長女、○○でございます。
遺族を代表いたしまして、謹んで皆様にご挨拶を申し上げます。
本日はお暑い中、遠路はるばる、
父、○○の葬儀告別式にご参列、ご焼香くださいまして、
心からお礼申し上げます。
おかげさまを持ちまして、
葬儀、告別式を滞りなく終えることができました。
あらためて感謝いたします。
(挨拶)
--------------------------------
父が息を引き取りましたのは、8月22日の明け方、
かねてより入院中の市立病院においてでした。
6月に体の不調を訴え、病院に参りましたところ、
そのまま入院となってしまいました。
一時は、だいぶん持ち直したのですが、
結局一度も退院することなく、他界いたしました。
それまで、
病気らしい病気をした事のない父でしたから、
私どもも悲しみより、驚きの方が大きいのが正直なところです。
(報告)
---------------------------------
父の存命中、
皆さま方には、何かとお世話になりました。
特に入院中は、たくさんの方々がお見舞いに来てくださり、
お心のこもったお便りも頂きました。
入院当初は、うろたえてばかりおりました父が、
落ち着きを取り戻し、病と闘ってこられましたのも、
皆さまの温かい励ましのおかげでございます。
本当に有難うございました。
(お礼)
---------------------------------
そして本日、
このようにたくさんの皆さまに、見送っていただく事ができました事、
父に代わりまして厚くお礼申し上げます。
父もきっと喜んでいることと思います。
皆さまには、今後とも、
父の生前と変わらぬお付き合いをお願い致しますと共に、
末永いご多幸とご健康をお祈りいたしまして、
ご挨拶とさせて頂きます。
本日はご多用の中、まことに有難うございました。」
(結び)
出棺時の喪主挨拶

- 喪主:長男息子
- 故人:父
「葬送にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
私は長男の○○と申します。
本日は、お忙しい所、
多数ご会葬くださいまして、有難うございます。
おかげさまを持ちまして、
葬儀、告別式と滞りなく済み、出棺の運びとなりました。
(挨拶)
----------------------------------
父、○○○○は、
6月24日の午後8時41分、心不全のため他界しました。
享年67歳でした。
去年は、妹も嫁ぎ、
ようやく自分の余生を楽しめる時が来たと、喜んでいた矢先の事でしたので、
残念でなりません。
(報告)
----------------------------------
父の生前に、皆さまから頂きました、
ひとかたならぬご厚誼、ご厚情に対し、
故人に代わりまして、厚くお礼申し上げます。
(お礼)
----------------------------------
また、ご会葬の皆さまのご多幸とご健康をお祈りしまして、
簡単ではありますが、
お礼のご挨拶とさせて頂きます。
本日は、まことに有難うございました。」
(結び)
- 喪主:長男息子
- 故人:父
「○○○○の長男、○○と申します。
本日はお忙しいところ、亡き父の葬儀、告別式に、
多数ご参列頂きまして、まことに有難うございました。
(挨拶)
--------------------------------
また、先ほどは、
お心のこもった弔辞を賜りまして、父も喜んでいる事と思います。
おかげさまで、葬儀、告別式も滞りなく済み、
出棺の運びとなりました。
遺族を代表いたしまして、厚くお礼申し上げます。
(お礼)
--------------------------------
父、○○は、
9月21日の朝、自宅にて静かに92歳の生涯を閉じました。
早朝の散歩を日課としておりました父が、
いつもの時間になりましても、起きてこないので、
母が様子を見に行ったところ、
既に永遠の眠りについておりました。
日頃より『人様の迷惑になる死に方だけはしたくない』と言うのが、
父の口癖でしたから、
その意味では、望みどおりの最期であったと思います。
(報告)
---------------------------------
卒寿を過ぎたあたりから、耳が遠くなり始めましたが、
それ以外は、これといったケガや病気もなく、
安らかな毎日を過ごしておりました。
穏やかな父でしたが、その中に、
男としての信念と、厳しさを持ち合わせておりました。
また、
人の話をじっくりと聞き、さりげなく辛口の助言をしてくれたものです。
それが、
思春期を迎えた孫たちの支えになったようで、
『おじいちゃん、おじいちゃん』と慕われておりました。
天寿とはいえ、寂しい気持ちでいっぱいです。
(人柄)
---------------------------------
ここに、
生前に賜りました、皆さまのご厚誼にお礼を申し述べますと共に、
今後とも変わらぬご厚情を賜りますよう、
お願い申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。
本日は、有難うございました。」
(結び)
精進落としでの喪主挨拶

現在の「精進落とし」は、
本来の意味から離れ、
葬儀当日、火葬場から戻り、
還骨法要が営まれた後に、
「僧侶や世話役をはじめ、
お世話になった方々の労をねぎらう」
意味から行われる酒宴の事を、
指すようになって来ました。
僧侶が主賓となり、
喪主や遺族は末席に座ります!

- 挨拶
- お世話になった事へのお礼
- 宴席の案内
※関係者の疲労を考え「完結な挨拶」に!
「お開きの挨拶」は、
1~2時間ほどのタイミングを見計らってします。
- 喪主:長男息子
- 故人:父
「本日は、長時間にわたりお付き合いをくださいまして、
まことに有難うございました。
父、○○○○の葬儀、告別式を無事執り行うことができましたのも、
○○寺のご住職さまをはじめ、
世話役の方々や、皆さま方のおかげと存じます。
故人になり代わりまして、
心よりお礼申し上げます。
(お礼)
----------------------------------
長い時間にわたり、お疲れのことと思います。
ささやかではございますが、お食事の用意をさせて頂きました。
何のおもてなしもできませんが、
ごゆっくりと、おくつろぎ頂ければと存じます。
(案内)
----------------------------------
故人を失い、寂しくなる○○家ですが、
今後とも皆様には、生前と変わらぬお付き合いを賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。
本日は、まことに有難うございました。」
(今後のお願い)
- 喪主:夫
- 故人:妻
「本日は、○○○○の葬儀に際しまして、
皆さまには、ひとかたならぬお世話になりました。
おかげさまを持ちまして、
無事、葬儀いっさいを済ませる事ができました。
ここに厚くお礼申し上げます。
(お礼)
----------------------------------
ささやかながら、お食事をご用意させて頂きました。
どうぞ、ごゆっくりお召し上がりくださいませ。」
(案内)

最近では、
精進落としの席に、「僧侶を招かず」
喪家が、「葬儀の列席者やお世話になった方々」の、
労をねぎらう事が多くなっています。
お寺との付き合いが減って来ているのも、
原因と言われています。
僧侶を招いても、辞退される事も多いので、
その場合は、僧侶へ、
「お膳料」「御車代」を渡します!
「本日は、遠方より多数お集まり頂き、
又、長い時間お付き合いを頂き、有難うござました。
お話しは尽きませんが、
これ以上お引き止めするのも、ご迷惑と思いますので、
このあたりで、お開きとさせて頂きたいと存じます。
最後までお付き合いくださいまして、
まことに有難うございました。
どうぞ、お気をつけてお帰りください。」
「本日は、お忙しいところ、
又、このような暑さの中、長時間にわたり、
○○の葬儀にご助力頂き、有難うございました。
お話は尽きないのですが、皆さまお疲れのことと思いますので、
このあたりで、お開きにさせて頂きたく存じます。
一段落いたしました折には、
改めてご挨拶に伺いたいと存じます。
本日は、有難うございました。」
葬儀後の喪主挨拶回り
葬儀、告別式が終わり、
決して忘れてはならないのが、
- 故人の職場、学校関係者
- 葬儀、告別式に至るまでお世話になった方々
- 故人が生前お世話になった方
- ご近所の方

挨拶回りへ伺う「範囲」は、
その土地や風習によっても違います!
慣習を聞いたり、調べたりしてから、
行いましょう。
などへ、喪主は挨拶回りをしなくてはいけません!
お相手の都合に合わせ、
遅くとも「葬儀から初七日までに」済ませましょう!
服装は、喪服で回る事とされていましたが、
地味目なスーツやワンピースでも構いません。
いわゆる、「平服」ですね。
挨拶回りに出向く際は、菓子折も持参です!
「このたびは大変お世話になり、有難うございました。
又、有りがたいお経とご法話を頂き、
おかげさまでいい葬儀となりました。
法要の件につきましては、また改めてご相談させて頂きますので、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。」
「このたびは通夜の準備から葬儀、精進落としまで、
御親切にお力添えをくださいまして、まことに有難うございます。
○○様のおかげで、立派な葬儀を執り行うことができました。
ささやかですが、これは私どものほんの気持ちです。
どうぞお納めください。
これからも、変わらぬお付き合いをお願いします。」
「先日は、お忙しいところ、
ご丁寧にご弔問頂きまして、まことに有難うございました。
葬儀当日は、取り込んでおりましたものですから、
満足にご挨拶を申し上げることもできず、失礼いたしました。」
「このたびは、色々お世話になりました。
おかげさまで、葬儀いっさいを無事済ませることがてきました。
○○さんをはじめ、
皆さまのお力添えをなくして、ここまではできなかったと思います。
本当に有難うございました。
これは心ばかりの気持ちでございます。
どうぞお受け取りください。
これからも宜しくお願い致します。」
「先日は、お寒い中お運び頂きまして、
有難うございます。
短い間ではございましたが、
先生をはじめ、皆さまには大変お世話になりました。
たくさんの思い出を作って頂きましたこと、
心より感謝いたします。
有難うございました。」
「おかげさまで、先日無事、
○○の葬儀を終えることができました。
入院中は、先生をはじめ、看護師の皆さまに、
大変お世話になりました。
皆さまのご尽力に、改めて感謝いたしております。
本当に有難うございました。」
「ここまでが葬儀での喪主挨拶」となるんです!
本当に多くて、大変だと痛感しています(><;
ですが、
これも喪主の努めですから、
ちゃんとつつがなく終えられる様に、
「いざという時の為に」原稿として持っています。
そして!
次は、「仏壇」の用意です。
主人は長男ですから、
義両親のどちらかお一人が、先立多られた際に、
仏壇を用意する予定です。
私は、仏壇に関しても、
「仏壇の相場つていくらなんだ?」と、
主人と色々調べてみました!
- 取扱い仏壇店数No.1の「日本全国8,000店舗以上の仏壇店」と提携!
- 各地域(都道府県、市区町村)から検索できる!
- クーポン発行&ご仏壇の購入で最大30万円分のギフトカードが貰える!
- 各仏壇店の口コミ評価が分かる!
- 24時間365日即日対応
色々調べていると、
こんな会社を見つけましたので、
皆さんへも、ご紹介しておきますね!
「いい仏壇」という会社です。
提携店舗が多いのもいいし、
口コミが分かるのは、大きいですよね!
「最大30万円分のギフトカードが貰える」んで、
仏壇購入費用に充ててもいいし^^
うちも、利用する予定で話を進めています^^
※公式HP⇒いい仏壇
最後に
親の状況を考え、
「喪主なんだから、挨拶を考えておかないと!」
そう思い、
マナー本を揃えて調べたり、
互助会で働く知人や、先日実際に親の葬儀で喪主を務めた友人にも、
「挨拶のポイント」も、
教えて貰ったんで、
「すぐ役立つ様に、残しておこう!」
と記事にしました。
「関連記事」もよく読んで貰っています!
「葬儀での喪主挨拶」って、
本当に多かったですよね(><;
喪主となると、
遺族の代表として、悲しみの中でも、
1つずつ、冷静に執り行わなければいけない。
大変さを痛感しつつ、
いざという時の為に、慌てない様、
原稿としています。
参考にして頂けると幸いです。