社会人になると、
結婚式や高級フレンチ、イタリアンなどの、
洋食を食べるコト、多くなりますよね!
そんな時、
フォークやナイフの使い方に、不安になりませんか?

私も、社会人になりたての頃、
仕事柄、受付をしていたコトもあり、
ある会社の重役の方々と、
私も社長や重役たちと、
高級フレンチの食事会に、
同席するコトになった時は、
もう、めちゃくちゃ焦りましたっ@o@;
慌てて、洋食のマナー本を買って、
勉強しましたよ~><;
今となっては、
「ちゃんと洋食のマナーを知っていて、良かった!」
と思えますけど^^
慌てずスマートに、自信を持って、
振る舞うコトができますし^^
例えば私のように、仕事関係の目上の方や、
あるいは、彼氏の両親など・・・
洋食のマナーに沿った、
ナイフとフォークの使い方を知っていると、
正しいマナーで、コミュニケーションをとりながら、
料理を楽しめますし^^
今回は、
洋食のマナーに沿って、スプーンやフォークの使い方について、
詳しくお話しします!
洋食のマナー ナイフ・フォーク・スプーンの使い方
ふだん、頻繁に使っているはずの、
ナイフとフォーク。
洋食のマナーでは、
ナイフとフォークは、基本的な役割が決まっているんです!
- ナイフは、料理を切る時に使う
- フォークは、料理を口に運ぶ時に使う
そして!
意外な勘違いをして、マナー違反をしているコトも!
あなたも、改めて確認しながら、
読み進めてみて下さいね!
まずは、
洋食マナーに沿った、ナイフとフォークの持ち方から^^
ナイフとフォークの正しい持ち方

- ナイフ
右手(利き手)で、
刃の付け根部分に、人差し指を添えて持ちます。 - フォーク
左手(利き手と逆の手)で、
刃の付け根部分に、人差し指を添えて持ちます。
人差し指を、もっと上にズレて添えると、
料理を刺したり、切ったりする時に、
安定感がなく、力が入りにくくなってしまうんですよ!
ナイフ・フォーク・スプーンを使う順番

コース料理に従って、
外側から順番に、1本ずつナイフとフォークを使います。
もし、使う順番を間違ってしまっても、
そのまま食べ続けてOK!
落としてしまった時も、自分では拾いませんよ!
慌てずに、手を挙げて、
足りない分の、ナイフとフォークを、
ウエイターさんに、補充してもらいましょう^^
上の方には、デザートやコーヒー用のスプーン。
これも、外側から使いますよ^^
ではいよいよ、本題ですね!
洋食のマナーに沿った、フォークとナイフの使い方!
各料理ごとに、お話して行きますね!
ナイフ・フォーク・スプーンの正しい使い方
洋食のマナーで、
食べる時の注意が2つ、あります!
- なるべく静かに食べるコト!
- 器を持ち上げない、移動させないコト!
ナイフとフォークの使い方をマスターして、
カチャカチャと音を立てずに、料理を楽しみましょうね♪

オードブル(前菜)は、
食欲を起こす役割の、料理なんですよ^^
テリーヌや生カキなどが、定番ですね。
サラダ仕立てのモノも、出されますよね。
- レタスなどの葉が大きい時は、
フォークとナイフで、小さくたたみますよ! - 生カキは、左手でカキを押さえて、
右手にフォークを持ち、身をはずしますよ!

洋食のマナーでは、
スープは「飲む」のではなく、
「食べる」といわれているんです。
スープはスプーンを使って、
音を立てずに、手前からすくい食べます。
もしスープが熱い時は、
スプーンで、優しくかき混ぜたり、
スプーンの背で、表面をなでたりして、
スプーンを使って、冷ましましょう^^
残り少なくなってきたら、
左手前を持ち上げ、右奥にスープをためて、
すくうと上手く食べられますよ^^
取っ手のついたスープカップは、
持ち上げて、直接口をつけてもいい器です!
両側に取っ手がついたカップは、両手で。
取っ手が片側だけなら、右手で持ちますよ^^
- ライス
フォークの先を上向きにして持ち、
ナイフでライスを、フォークの腹にのせて、
食べますよ! - パン
パンは、必ず、
一口で食べられるサイズに、ちぎってから、バターナイフでバターをつけて、食べます!
※パンをかじるのは、マナー違反!
・・・ん?アレ?(@ ̄□ ̄@;)
小さい頃、確か、
フォークとナイフを使って、
ライスの食べ方を教わった時は、
フォークの背に、のせてたような?(@@;
実は、これには理由があるんですよ!

洋食のマナーには、
イギリス式、フランス式があるんですよ!
- イギリス式 フォークの背にのせる
- フランス式 フォークの腹にのせる
そして、
洋食のマナーが、始めに日本に伝わったのは、
イギリス式だったんですね。
だから、年配者の多くは、
「ライスをフォークの背にのせるのがマナー」
と教えていたんですね^^
今では、
洋食のマナーとしては、フランス式を使う方が、
一般的だと言われています。

- ナイフで中骨のところに、切り目を入れ、
まずは、向こう側の身から食べて、
次に、手前側の身を食べましょう。 - 魚は、ひっくり返しませんよ!
中骨の下に、ナイフを差し込んで、
骨と身をはずして、下側の身を食べます^^ - はずした骨は、お皿の上の方へ置きましょう。
切り身の魚の場合は、
魚の身は柔らかいので、
フォークで身をすくうようにして、食べましょう!

殻付きのエビやカニなどの場合、
フィンガーボウルが、運ばれることがあるんです^^
フィンガーボウルが出たら、
「手を洗うのに、使っていいですよ」
というサインなんですよ!
汚れた指先は、フィンガーボウルで軽くすすぎ、
ナプキンで、ふきましょう。
- ステーキやソテーは、
左端から一口分ずつ切って、食べますよ!※初めに、フォークとナイフで、
お肉を切ってしまうのは、マナー違反ですよ! - 骨付きの肉の時は、
骨にそってナイフを入れて、身をはずしてから、
小さく気って食べましょう! - 串焼きの場合は、
フォークで串から身をはずして、食べますよ!

フォーク・ナイフ・スプーンと用意されていも、
必ず全てを使う必要は、無いですよ^^
自分が食べやすい物を、使ってOK!
食べにくいデザートの「ミルフィーユ」。
倒してしまってから、
ナイフを入れると、意外ときれいにカットできますよ( ´∀`)b♪
フルーツのメロンは、
まず、ナイフで、
皮から1~2cm内側に、切り込みを入れて、
皮からはずれた部分を、一口サイズに切って、
口に入れましょうね!
食事中と食後のナイフとフォークのサイン
「八(はち)」の字になるように、
お皿のふちにかけて、
フォークの先は下に向けて、
ナイフの刃は手前にして、置きます!

ナイフの刃は手前にして、
フォークを下向きにして、
2本そろえて「4時の位置」に置きますよ!
まとめ
今回は、
洋食のマナーに沿ったナイフとフォークの使い、
詳しくお話しました!
いかがでしたか?
マナーというと、
つい「してはいけないコト」に、
気を取られがちですよね^^;
でも、マナーとは、
相手や周囲への、思いやりの気持ち!
その気持ちを忘れずに^^
ぜひ、参考にして頂いて、
洋食のマナーに沿った、楽しい食事のひと時を^^